2008年10月10日金曜日

紅葉の焼岳

きれいでしょう

ナナカマド  鮮やかでした



シラタマの実  この実ってサロメチールの味(匂い)がします

陽を受け白く光った笹と斜面に貼りつくシラタマの木とクロマメの木の紅葉

噴煙と硫黄の匂いでむせた

以前、10月10日は体育の日でした。この日は大体お天気が良かったような気がします。その10日よい天気になった。良く晴れて私は4年振り位の焼岳へ参加する。中の湯から入山。ブナにからみつくツタウルシはもう紅い。木の根と所どころぬかるみの歩きにくい道を登り樹林帯を抜けると、ナナカマドやモミジ、岳カンバの紅葉が目に飛び込んできた。皆歓声をあげる。真青な空に白い噴煙が上がり緑の笹の中に点々と紅や黄色の紅葉が鮮やかで美しい。リーダーは「我々は老人クラブですからゆっくりです。お先にどうぞ」などと言って道を譲り、のんびりと頂上へ。県外者も大勢いる眺望は大パノラマだ。皆満足、満足。やっぱり山はお天気でなくちゃね!  実感です;


2008年10月2日木曜日

おめでとう! 百名山完登

鏡池に映る槍ヶ岳、穂高岳

三俣蓮華小屋から槍ヶ岳に当たる夕日(三日目の夕方)

チングルマの綿毛の上に雪が

黒部五郎岳への登りにあった岩とナナカマド



黒部五郎岳小屋前の雪景色(三日目の朝)

黒部五郎小屋前のまだ雪のない前日の景色(二日目の夕方)


9月末、てんとうむしさんの○○おじさんが深田百名山の百番目の山に登頂した。その山は黒部五郎岳。私もこの記念となる登山に参加させて頂き喜び勇んで同行した。総勢9名のパーテーで男性は○○おじさん一人だけ。天気予報はあまり良くない。一日目、新穂高から双六小屋まで、途中から雨になったが大したことなく小屋に着く。しかしこの夜は一晩中暴風雨状態だった。二日目、10時まで待機するが雨は止みそうにないので出発を決行する。分岐点に着くころ風雨が少し弱まったので前進する。岩石ゴロゴロの急坂コースは水が流れ下り、川の中を歩いているようだった。でも皆無事に黒部五郎小屋に着いた、全員びしょ濡れ! 三日目、窓からまだ暗い外を見ると何と一面真っ白、雪だ!! 気温が下がり雪になるかもの予報が大当たり。しかし今日は登頂日だ、荷物を軽くして皆元気に出発する。雪を踏みしめながら3分の1程上がると少しずつ青空が見え、周囲の山々も次第に現れてくる。紅葉の上に真白な雪、まさに3段紅葉、素晴らしい景色である。いよいよ念願の頂上到着、ヤッター! 強風のなか「祝い」の旗を持って記念撮影をする。シャンパンで乾杯、赤飯を配って皆で祝う。おめでとう!○○おじさん感激して思わずほろり、色々な思いが頭の中をよぎったことでしょう。私も胸が熱くなりました。頂上の景色は360度の眺望で素晴らしかったがとにかく寒い:寒い: 早々に頂上を後にする。下るにつれて雪は消えている。小屋前で昼食後、今夜の宿三俣蓮華小屋へと出発する。本当におめでとうございました。そしてご一緒させて頂き有難うございました。